SHUNKANJIN

SAKABAゐーまーる

SAKABAゐーまーる 店主

茶谷 朋弘 氏

ゐ〜まーるとは「人とのつながり」という               沖縄の方言

上富良野町錦町にある「SAKABA ゐ~まーる」を切り盛りする茶谷夫妻。7月の四季彩まつりで二人の結婚式が行われ、知る人も多い。 東京生まれの東京育ち、金髪の店主朋弘氏は、縁あって移住した 上富良野町で今日もゐ~まーるをEnjoy中!!

-ご結婚おめでとうございます!
ありがとうございます。入籍は昨年済ませていたのですが、今年の7月15日、上富良野町の夏のお祭り 「花と炎の四季彩まつり」で結婚式をすることができました。お祭りでの結婚式は10年ぶりで復活させたいという青年部の思いとまちの皆さんのおかげで無事終えることができました。このお店を始めたのが昨年の1月ですが、少しずつ人とのつながりができて、そのつながりが今回の結婚式に結びついたようで、本当に嬉しいです。これをきっかけに、四季彩まつりでの結婚式が続いていくといいなと思います。

-どうして上富良野町に?
実は、特にココと決めていたわけではないんです。大学卒業後 オーストラリアで過ごしたときに、自分が日本について知らないことを実感して まずは日本のことをもっと知ろうと帰国しました。北海道からスタートして日本一周するつもりだったんです。最初に行ったのは中富良野町のキャンプ場だったんですが、そこに滞在している間に上富良野の角波家のみなさんと出会い移住して来い!と言われたのがきっかけです(笑)。その後、鈴喜福太郎やふらっとで働きながら、お店に人が会いに来てくれるのが楽しいなぁと思うようになり、店をやりたい!と言うようになったんです。人に会うたびに、店やるんだ!と言っていたら いつ始めるんだ?と言われるようになって,そうこうしているうちに縁あってこの建物で「SAKABAゐ~まーる」を開店することになりました。奥さんも札幌から移住し、二人で始めました。まだまだ知り合いも少なかったので、初日の売上はなんと190円!どうなることかと思いましたが、徐々に人と人とのつながりで来てくださる方が増えだし、今に至ります。とにかく楽しい場所でありたい、場が楽しければみんなが集まってくる!!と思っています。

-今後の展望は?
僕にはあまりこだわりがないんです。こだわりがないと、自分の選択肢が増えて広がるんです。なのでお客さまの意見をどんどん取り入れています。いつか、こだわりのない、子供からお年寄りまで全世代が居られる場所を作りたいです。そこが、人と人の出会いのきっかけの場所になると嬉しいです。さらに野望ですが(笑)、3年後くらいに日の出公園で音楽フェスをやりたいなぁなんて思っています。