SHUNKANJIN

ウッディライフ

上富良野町 ウッディライフ

代表 濱本 幹郎 氏

夢は叶うもの、思い強ければ

好きな言葉は「夢は叶うもの,思い強ければ」と力強く話を切り出してくれたウッディ・ライフオーナーの濵本さん。名古屋出身で前職にて全国各地を巡り、北海道の大自然に感銘を受け上富良野町に移住。レストランやゲストハウスを経営され、趣味で集め始めた貝殻の魅力を内陸の皆さんに伝えたいと,貝殼の美術館・博物館・も運営している。上富良野のPR大使としても活躍中!

-どうして上富良野に移住を?
前職で南は沖縄から北は北海道まで様々な土地で仕事をしておりましたが、最後の赴任地が札幌でした。北海道内を駆け回る間に広大な自然の魅力に感銘を受けました。時折名古屋から妻を呼び二人で北海道の名所を回ることが定番となっておりました。そんなある日、上富良野のウッディ・ライフに立ち寄り、当時経営されていた方が突然、見ず知らずの私たちに「北海道が好きなんだね。住んだらいいじゃないか。ここを譲っても良いよ」と言って下さった事がキッカケです。私も妻もこの場所を気に入ってましたので信じられないような言葉でした。

-どうして貝の美術館・博物館を運営されているのですか?
沖縄赴任中、休日は子供たちと一緒に貝殻集めをしていました。次第に子供よりも私が貝の色、種類、形の素晴らしさに感動し貝殻集めが趣味になりました。その趣味が次第に「人に伝えたい」という思いに変わり、「内陸の人たちに貝の魅力を伝えたい」という夢ができました。お陰様で素晴らしいご縁を頂き上富良野で私の夢を達成することができ、現在でも大勢の方に貝殻の魅力を発信しています。上富良野は最高のロケーションがありますが、そのロケーションにひと花添えようと、地道に敷地内外に花畑を作っています。観光客の方は良く足を止めて鑑賞してくださっていますよ。昨年はミニチュアのノロッコ号がラベンダー畑をゆっくりと走るようなオブジェを作り、様々な方に見ていただきました。また、自家菜園で様々な種類の野菜を植え、ペンションに泊まりに来てくれる方にも振舞っています。

-今後の展望は?
たくさんあるんですが(笑)。そのうちの一つは貝殻アートを通して子供達に夢を与えることです。年も重ねてきているので、健康に気を使いながら、お客様と元気に笑顔でお話するのが生きがいですし、私の原動力です。「夢は叶うもの、思い強ければ」という(大野勝彦先生の詩画集より引用)私の大好きな言葉を胸に、少しでも地域の方、観光客の方に喜ばれるような活動を継続していこうと思います。